着任1年の節目に目標を抱いたきっかけを振り返る【Retreat豊岡】

着任1年の節目
【学び直し、目標を抱いたきっかけを振り返る】
2019年1月1日、自宅で穏やかに過ごしている中、ベランダで遊んでいた当時1歳8ヶ月の次女が泣いた後、急に痙攣を起こし、顔色が真っ青になり白目をむいている状態になったのです。その頃、生活の拠点が海外(アジア)にあったため、突然の緊急事態に不安になりながらも外資系の医療機関に問い合わせ、急いでタクシーに飛び乗りました。車内では次女が顔面蒼白の状態で嘔吐を繰り返しました。医療機関に到着後、次女は深く眠っているようでした。『早く意識が戻ってほしい』と願いながら、3時間ほど待機しました。CT検査をしたところ異常はなく、頭部に内出血がないことが確認でき、一先ず胸を撫でおろしました。しかし、医者の勧めもあり後日、帰国して検査を受けることにしました。担当医に経緯を説明したところ、「泣き入り痙攣じゃないかな。それとは別に、運動遅滞のため継続的なリハビリと経過観察が必要でしょう」との見解が述べられたのです。
この経験を通して、これまで以上に『幸せ』や『子供の成長や家族の絆』、『健康』について深く考えました。そして、小さな身体で頑張っている次女に、より寄り添いたいと強く思いました。自身の人生を見つめ直すと、やりたいことを実現し十分に謳歌してきたと自負しています。よって今後は、家族のために何ができるのか、子どもを愛する多くの親御さんのために、ひいては医療業界のために、地域のために社会貢献しながら生きがいを感じられる仕事をしたいという思いに駆られました。
情報収集していくと、スキンシップを図り、利用者の方々と向き合える医療の国家資格があることを知りました。身体に触れ、体調を整え心身のケアをする仕事は、時間をかけて信頼関係を築くことが何よりも重要だと考えております。自身の仕事の中で、傾聴し提案することの多かった経験を活かせると思いました。また、パラメディカルの中でも独立開業が認められていることも魅力の一つでした。働きながら東洋医療(あマ指・はり・灸)を学びたいと考え、2月に専門学校の入学試験を受け、合格通知が届くという前提で引っ越しや各種行政手続き、非常勤として働ける環境、保育園や幼稚園のリサーチ等を淡々とこなしていきました。
振り返ってみると、本当に激動の2019年だったなと思います。覚悟と勇気をもって目標を抱いたきっかけを思い返すことで、どの様な困難な現状でも全て受入れることができ、一つ一つ乗り越えていくことが出来るようになりました。
【~Retreat豊岡~私にはやり遂げなければならない夢と希望がある】
持続可能な開発目標(SDGs)にあるテーマの一つ『すべての人に健康と福祉を』を意識しながら活動していきます。
空手(ジム)×鍼灸(治療)×薬膳カフェ(食生活)で健康寿命を伸ばすことが『リトリート豊岡』のテーマです。
日本の武道(スポーツ、礼儀作法、伝統文化)と医療の知識や手技、食生活の改善等、多方面からアプローチしていくことが健康で楽しい生活を送ることにつながり、長寿国日本の復活につながるものだと信じています。
さて画像は、着任1年の節目に大開通りビルにて開催された
豊岡映画センター×沖縄フリークス会@豊岡の共同イベント
沖縄関連の上映会/主役live/沖縄物産/ウチナー口進行のコラボ企画
行政に対しての表敬訪問に始まりラジオ出演、メディアリリース、各SNS発信、関連施設ポスター張り等など広報やPRに力を入れたこともあり、イベント当日は上映会のみならずミニマルシェも大盛況で成功裏に終わることが出来ました。お手洗いや駐車場などの利用など市地域づくり課をはじめ関係者のご協力なしでは成し得ないものだったと考えております。
改めて関係各位の皆さまに感謝を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
※※※※※※※
コミュニティ鍼灸師/あマ指師/薬膳マイスター/空手道
現在、空き家や古民家を活用して、
『心も体も癒す過ごし方~Retreat豊岡~』をテーマに活動しております。
リトリートとは、数日間住み慣れた土地を離れて、仕事や人間関係で疲れた心や体を癒す過ごし方(日常を忘れてリフレッシュ)のこと。
湯治×空手道場(ジム)×鍼灸(治療)×薬膳カフェ(食)
近い将来、ヤーチュー堂【鍼灸★Square】をオープン致します。
【座右の銘】 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し